外国出身者のための日本文化紹介フェスタ
10月27日(日)白山公民館にて、外国出身者のための日本文化紹介フェスタを今年も開催しました。
個人ではなかなか出来ない事が、一度に体験できる良いチャンスです。着付け、お茶、生け花、習字、折り紙、けん玉の6つのコーナーを3時間で体験するので、上手く時間を使わないと廻り切れません。ボランティアスタッフ50名、外国出身者45名参加の大型フェスタです。
初めての着付けにも拘らず、自分で選んだ着物、帯のセンスは抜群です。ちゃんと自分に似合った物を選んでいます。
習字コーナーを覗くと、筆の持ち方、止め、ハネ、実に上手いものです。書かれた桜と言う漢字に花が咲いているようです。
お茶席では和菓子も美味しい、抹茶も美味しいと好評でした。スリランカではお国でも抹茶を頂くそうで、大層喜ばれました。
初めての生け花では、ハサミで枝を切ろうにも固くて難しそうです。手を切らないようにね。お手本のお花を真似て剣山に刺して、何とか形になりました。お花と一緒に記念撮影しましょう。
インドの女性はけん玉初体験で簡単に技をクリアしています。講師に新しい技を教わりどんどん上達しています。天性でしょうか。隣では奮闘しながらも、1つの技もクリア出来ずに諦めた人もいるというのに。
そして、世界でも人気の折り紙。何でも紙1枚で折れるんですね。
魔術師の様です。熱心に折り方を教わって色んな作品を作り、お土産に持ち帰りましょう。そして、日本の折り紙にもっともっと興味を持って貰えると嬉しいですね。
折しも開催日が衆議院選挙投票日と重なり、開催が危ぶまれましたが、予定どおり白山公民館にて開催出来ました。
参加される方々の喜ばれる事が一番です。口々に楽しかったよ、とニコニコしながら帰って行く後ろ姿を見ながら、来年も又このフェスタが続けられると良いな、という気持ちです。
TIFAサロン 英語でハロウィン
10月20日(日)に「キッズENGLISH ハロウィンで英語を 楽しもう!」が井野公民館で開催されました。講師はTIFA理事の山中韻晶さんです。1歳〜8歳までのプリンセスのドレスやゴールドのマスクをつけるなど、仮装したお子様14名とその保護者が参加しました。
昨年参加して楽しかったから」と引き続き参加してくださった方もたくさんいらっしゃいました。
ビンゴゲームに始まり玉入れ・的当てなどゲームを通じて楽しく英語を使いました。tea breakではお菓子やジュースをいただきました。保護者の方がチップスに付けるトマト缶を使ったソースのレシピを熱心に聞いていらしたのが印象的でした。
最後に講師作詞の歌をみんなで歌い「trick or treat」で参加者持参の入れ物いっぱいにお菓子をもらって笑顔溢れるイベントとなりました。
バスツアー 千葉県「房総のむら」と 空の駅「さくら館」
10月6日(日)取手市国際交流協会のバスツアーが開催されました。
目的地は「千葉県立房総のむら」と空の駅「さくら館」でした。参加者は外国出身者26名、日本語教室部ボランティア9名、交流部ボランティア9名、一般参加者(取手市民)6名、総数50名でバスの定員一杯でした。
「房総のむら」は房総の伝統的な生活様式や技術を体験出来たり、江戸時代の商家の街並み、武家屋敷、農家などの展示を通して歴史を学んだりすることが出来る博物館のような施設です。当日は「秋まつり」が開催されていて、大道芸「ジャグリング」や「八日市場祇園囃子」、「子供みこし」を楽しむことが出来ました。
帰途、成田空港そばにある空の駅「さくら館」に寄り買い物をしたり、空港をまじかに見下ろせる丘から飛行機の離発着を見てその音にビックリしたり、写真を撮って楽しみました。午後5時に無事取手市役所に帰着しました。
TIFA団体・企業会員と役員との名刺交換・交流会
8月25日(日)取手ウェルネスプラザで午後2時~3時30分取手市国際交流協会(TIFA)団体・企業会員と役員との名刺交換・交流会が開催されました。
日ごろお世話になっている団体・企業会員の方々とTIFA役員との交流の機会は今まで、あまり多くありませんでした。年度当初の総会において、志村会長より、団体・企業会員の方々との交流を深めるための機会について発案があり、本交流会が開催に至りました。当日は日ごろ事務局としてお世話になっている取手市役所秘書課の職員3名を含め総数23名の出席がありました。
来賓として取手市副市長の伊藤哲様のご出席をいただき、林理事の司会進行で交流会が始まりました。各テーブルでは和気あいあいの雰囲気でTIFAの今までの活動実績、これから目指すべき方向性等有意義な意見交換が出来、当初の交流目的を果たすことが出来ました。
異文化トークサロン (ブラジル編)
異文化トークサロン(ブラジル編)が7月27日(土)取手福祉会館で開催されました。講師は、元JICAシニアボランティアで、牛久市で外国出身者に日本語を教えていらっしゃる山田 公男氏で、JICA筑波よりご紹介を受けました。日本語教師としてブラジル パラ州に2019年1月より1年間派遣されました。(派遣は2年間の予定でしたがコロナの世界的蔓延に伴い、2020年2月に早期帰国されました。) テーマは「ブラジルってどこ・どんな国」でした。参加者は約25名あまりで皆熱心に聴講していました。
ブラジルは日本からすると地球の反対側に当たる南米の大国です。講演第1部ではブラジルの基本情報・歴史が紹介されました。ポルトガルからの独立後70年弱の帝政時代があったこと、政治の不安定が続き、ようやく安定してきたのは20世紀末頃とつい最近であったことを知りました。休憩後の第2部では、ブラジルの政治・経済面での課題並びに200万人ともいわれる日系人についてご説明がありました。約26万人の移住者の方々のご苦労は大変なものだったそうですが、サンパウロをはじめ地域によっては大きな日系人コミュニティーの存在があることを伺いました。
会場には茨城県国際交流協会よりお借りしたブラジル国旗・資料が展示されており、休憩時間には参加者が見入っていました。Q&Aタイムには多くの方から質問があり同国への関心の高さが感じられました。
放課後子どもクラブ語学体験学習「英語であそぼう!」
7月12日(金)に取手市立取手東小学校にて、放課後子どもクラブ通所児童を対象に、「英語であそぼう!」を開催し、2年生・3年生の児童19名が参加し、約1時間の講座を行いました。講師は、英語母語話者であるTIFA理事の山中韻晶氏が務めました。本講座は、取手市国際交流協会と取手市役所秘書課が継続して実施している国際理解教育支援事業であり、2024年度初の開催となります。
講座は、英語での自己紹介から始まりました。天気や曜日、月の単語を交えながら、会話をした後、夏にまつわる単語の学習も行いました。子どもたちは、イラストを見ながら、講師の発音に倣って聞き慣れない単語をシャドーイングしていました。
続く、講師の出身国を学ぶ「マレーシアはどこ?」のコーナーでは、地球儀を見ながら国の場所を探したり、住んでいる動物やよく採れる果物について、写真や模型を使いながら楽しく行いました。
「What am I?」3択 クイズコーナーでは、ヒントが出るたびに次々と回答をするなど、とても積極的に取り組んでいました。その後の「英語でじゃんけん」と「英語で歌って踊ろう」では、子どもたちは講師の発音やアクションに倣い、英語を全身で楽しみました。「もう一回踊りたい!」などの声が聞かれるなかで、大盛り上がりのうちに講座が終了しました。
今回の講座を通して、子どもたちがより外国の言葉や文化に興味をもってくれたら、うれしく思います。今後も、取手市国際交流協会と連携し、国際交流支援事業を推進していきたいと思います。
2024年度 TIFA総会
2024年度TIFA総会は5月19日(日)午後1時30分から福祉交流センター多目的ホールで開催されました。
総会は大谷 智子氏の司会で始まりました。初めに志村会長の挨拶、来賓の中村 修取手市長からご挨拶を頂きました。中村市長からこれまでのTIFAのボランティア活動への感謝と、今後の活動に大いに期待するとのお言葉をいただきました。
議長に今井 真志氏、書記に徳永 孝幸氏が指名され、総会の議事が始まりました。
その後議題に入り活発な討議が行われ、議案第1号から第5号まで滞りなく承認されました。ちなみに、参加者数は22名でした。
2024年度はTIFA役員の改選期にあたり、議案第5号で執行部推薦の役員が就任しました。今井 真志氏、橋場 久雄氏の2名が新しく理事に選出されました。
又、前取手市長の藤井 信吾氏がTIFA会員として出席され、近況をお伺いしました。
下記に2024年度総会で選任されました役員を紹介します。